こんにちは、やまさんです。
将来の夢である自家焙煎コーヒー販売を目指すにあたり、修行も大事だけど、やはり知識も必要だと感じました。
そこでまずは知識に深掘りの一環で「コーヒーインストラクター2級」を取得しました。
ここでは、自分が行ったライセンス取得に関する活動内容をお話しします。
焙煎士として活動するには特段不要な資格ですが、コーヒーに携わっていくものとしては、少しくらいウンチクを語れないといけないですよね(笑)
コーヒーインストラクターとは
「全日本コーヒー商工組合連合会」が認定するコーヒーに関する資格のことです。
習得したいレベルや業務に即した分野別に、下記のカテゴリがあります。
- コーヒーインストラクター3級
- コーヒーインストラクター2級
- コーヒーインストラクター1級
- コーヒー鑑定士
詳細は全日本コーヒー検定委員会のホームページにあります。
3級は座学だけで取得できるものですが、それ以上の級は、講習と実技が必要となり、かつ段階的にとる必要があります。
コーヒーインストラクター2級の勉強法
私は知識を深めていきたい思いがあったので、2級からスタートしました。
勉強方法としては、以下の3つです。
【一番重要】講習受講後、テキストと講習内容のメモを反復して理解し、網羅的に復習。
出題範囲は、広く浅く出るのですが、重要なのは講習で話す講師の補足説明内容です。
これがめちゃくちゃ重要で、場合によっては「ここ試験に出ますよ!」的な内容もあります。
なので、講習会場では、板書の内容や口頭説明の内容をできるだけ書き取ることをお勧めします。
網羅的に内容を復習することが、次の勉強法のベースとなりますので、1番重視してください。
あと選別の違いによる生豆や焙煎豆の見本もあるので、これもしっかり見ておきましょう!
カップテスト対策として、講習時にカッピングしたものの特徴をメモしておく。
講習中に3回ほどカップテストがあります。
このカップテストで自分が感じたこと(風味や味わいなど)を、必ずメモしておいてください。
試験当日まではカップテストを行うことができないので、当日まで風味の感覚を覚えておく必要があります。
なので、講習会で感じたことを、どのような言葉でもいいので、自分の印象に残る形で言語化しておきましょう!
特にアラビカ種とカネフォラ種の違い、水洗式と非水洗式の違いを試験当日まで覚えていればよいでしょう。
原産地の地図上の位置とその特徴をまとめて暗記する
地図問題は出題率が高いです。
テキストでは、項目別に情報が散らばっているため覚えにくいですが、一度世界地図を印刷して、その上に「場所、収穫回数、種別、選別方法、格付け方法、等級の付け方、特定銘柄」を内容を体系化(下図)して、俯瞰的に理解しましょう。
私は地図の位置を少し誤って覚えてしまったため、1箇所間違えて減点されてしまいました。
ここは満点を取れる問題なので、確実に覚えておきましょう。
その他周辺情報も一通り理解する
風味の変わる要因や焙煎豆の保存方法、抽出方法の特徴(ドリップとサイフォン、浸漬法、エスプレッソ)、インスタントコーヒーの生成方法などコーヒーを淹れるまでの過程を、それぞれ特徴をまとめて覚えておきましょう。
正直合格率は高く*、上記勉強法を行っていれば、落ちることは少ない資格です。
*直近の合格率:95%
しかし情報を体系化していないと、ミスリードされるような質問も少なからずあるので、手を抜かずにまとめる作業をすることをお勧めします。
次のステップ
次はやはり、コーヒーインストラクター1級を目指します。
1級は、2級で学んだ知識のより実践的な「プロとして必要な専門知識と鑑定技術」を問われるものとなります。
焙煎屋をやるにあたっては、箔のつきそうな資格ですね~(笑)
ただ2級以上の受験は、申し込めば全員が受験できるわけではなく「抽選」となります。
実際2級の申し込みは妻と同時に行いましたが、妻は落選しました。
また先日申し込んだ1級は、残念ながら落選しました。
※近年倍率が高く、自分も1級の講習会の抽選には全く当選しません(泣)
年に2回あるので、何度でもチャレンジしたいと思います!
他にもいろいろコーヒー関連の資格はあります。
「そこまで本格的なものはいらないよ~」という方は、コーヒーの淹れ方などが学習できる資格を勉強すれば、より味わい深いコーヒーライフを過ごせます。
趣味の一環として、自分が学びたい内容の資格を取ってみても良いですよ!
では今日はこの辺で!
<今日のにゃんこ>
キミもやっぱり入るよね~(笑)
丸い輪っか状のものは、にゃんこホイホイになりますよ。