こんにちは、やまさんです。
前回は、私が漠然と感じていたお金の不安を解消する1つの手段として、ファイナンシャルプランナー(以後、FPと略して記載します)との顧問契約を行ったと書きました。
今回は顧問契約を行うメリット・デメリットと具体的に行ったことをお伝えします。
まず結論としては、FPとの顧問契約はメリットばかりで、ノーリスク・ノーデメリットでした。
そして不安の解消だけでなく、今後の羅針盤となる情報をもらえます!
相談方法としては面談やメール(最近ではWeb会議)で気軽に相談できます。
そして次回に向けた課題・目標をFPと共有し、一つずつ不安を取り除いていけるので、二人三脚で継続して見える化・改善ができるということがメリットです。
デメリットは、顧問料がある程度かかる(私の場合年間12万円)くらいです。
しかしこのデメリットも、2回ほど相談をした辺りで元が取れるくらいのコストでした。
そして1年後には顧問契約当初と比べて10倍以上の収支改善というリターンが生まれました!
では具体的にどのようなことをして、どのように不安を解消していったか、私たちの実例をお話しします。
目次
漠然とした不安が影響すること
見える化を行うまでは、漠然とこんな思いがありました。
- 何となく支出が多い(と思う)
- 現状は特に困っていないけど、このままだと老後は大丈夫?
- じゃぁ、何から始める?→分からない
- とりあえず今はいいか!
今を振り返ると、上のようなループに入っていたと思います。
これだと、確かにボヤーっと不安に思いますね(笑)
ちなみに、私は正社員で一定の収入があるので、楽観的に何とかなるかな、と危機感があまりない状況でした。
なので余計に上のループにはまっていたのかと、今思います。
ここがよくないところでしたね。
漠然とした不安は、現状を正しく理解できず、何か行動を行うための正しい判断ができなくなり、結局何も改善しない、という悪循環を生み出します。
これではいけないと思い、半強制的に現状の把握をするために、冒頭に書いたFPの顧問契約を行い現状の見える化を行いました。
不安を解消~収支の見える化の実践例~
前置きが長くなりましたが、実際に自分たちが行った「収支の見える化」をお伝えします。
まずFPからの指導により、収支の情報を集め現状把握から始めました。
収入面では、給与明細はもちろん、源泉徴収票、預金通帳の情報を洗い出しました。
支出面では、衣食住にかかる大まかな金額と、ローン情報や保険料金、定期的に発生しているサービス料金(サブスクとか月謝など)を洗い出しました。
そんなの当たり前だし面倒ですよね!FPに丸投げとかできないの?
自分で自分の情報を集めること、ココが非常に大事なことです。
FPはあくまでアドバイザーです。その材料となる情報は、自分で集めるしかありません。
自分で集めることのメリットは、相談前に現在の収支状況がをざっくりとでも感じることができます。
これは非常に有意義な作業になりますよ。
私もこの時まで、マジマジと給与明細や源泉徴収票なんて眺めたことがなく、各項目が何を意味するのかが分かりませんでしたその後FPからその意味を教えてもらうことで、ものすごく大事な項目だったと気づきました。
また支出面もカード払いのサービスが多く、見ていたのは引き落とし額だけ。細かいところまで見てませんでした。この作業をきっかけに各カードの明細を眺め、自分が一体何によく使っているのかを改めて感じ取ることができました。
よし!じゃぁ、気合い入れて洗い出しじゃ~~~!!!
気合いを入れるのはいいとして、コツとしては、あまり細かいところまで情報を集めない、ということです。
細かく情報を集めることができれば、確かに非常に明確な見える化ができるので、より有益な資料が作成できます。
しかし労力はかなりかかることになり、くじけてしまいそうになります。
なので、メリハリをつけて情報を集めることをお勧めします。
自分たちは、通信費やローン、保険料金など金額が明確なものは正確に、反対に特に衣食関係は月によってバラツキがあるので、まずは感覚値で書いてみました。
そんなラフな感じでいいんだ。
あとはFPと相談しながら、必要な情報をさらに見つけていく方が、気が楽です。
何より一発で収支の見える化が完成するなんてことはありません(笑)
残念ながら私たちの多くは家計のプロではありません。完璧を求めるのは止めましょう(笑)
初回の見える化をしただけでも、自分たちの収支の比率が大まかに明確になり、どの項目にどれくらい支出が発生しているかがよく分かるようになりました。
しかも規定の分類に当てはならなかったお金(使途不明金)が大量に見つかったのが非常に驚いた点です。
これは現時点で自分たちが把握できていない出費を意味していて、言い換えるとココを改善できれば、その分貯蓄などに回せる可能性があることを意味しています。
FPからもこの中身の精査を優先的に行うように言われました。
何に使ったか分からないものが大量にあるのは、結構怖いものです(汗)
FPを上手に活用しましょう
繰り返しになりますが、まずはFPと二人三脚でじっくり収支の見える化を行いました。
特に最初の頃は、定期的に「収支の見える化」作業を行い精度を上げていきました。
さらにその補完作業として、半年ほど家計簿をつけてみました。
こうすることで、1ヶ月に支出した項目(食費や日用品費など)の傾向や、意外と大きな支出が出ていることに気づけました。
「収支の見える化」の精度を上げることもできるのでお勧めです。
しかも月末黒字で終わったときは、結構嬉しい気持ちになります。
さらに精度の向上を継続することで使途不明金も減ったので、実際の支出額が大体把握でき、収支のバランスが黒字になることが分かったので、まずは現時点での不安は解消しました。
この過程を経て次のステップ(状況の把握、将来に向けた指針決定)に進み、さらに収支の改善や現状の見直しが図ることで、顧問契約当初より10倍以上の収支改善が実現しました。
不安を解消して次に進むための大事な1歩となる「収支の見える化」。
多少コストと時間をかけても行う価値はありますよ。
では今日はこの辺で!
<今日のにゃんこ>
お迎え当日から、リラックスモードになったニャンズ。
すぐ我が家に馴染んでくれてよかった~