こんにちは、やまさんです。
今回は家で実践している焙煎修行に関して、自分の実例をお話しします。
うちには、電気式焙煎機と直火式焙煎機があります。
ただ現在よく使うのは、直火式焙煎機になっています。
何が違うのかを、簡単にご説明します。
電気式焙煎機
メリット:
・タイマーをセットするだけで全工程が完了するので手軽。
・煙と臭いがほぼ出ないので、場所を選ばず焙煎ができる。
・焙煎後の掃除も簡単。
デメリット:
・自分なりにこだわった焙煎をしたい人には不向き。
・細かい調整が難しい。
・火力が(個人的には)弱い。
生豆さえ用意すれば、適量投入して後は待つだけなので、手軽に始めたい人はこちらがお勧めです。
ただ個人的には、豆の状態を五感で感じながら確認できない点と、火力調整が思うようにできなかったので、次の直火式焙煎機に軍配が上がりました。
直火式焙煎機
※下の動画は音が出ますので、クリックする際はご注意ください※
メリット:
・豆の状態を見た目、音、香りで感じながら、自分の感覚で焙煎ができる。
・火力のコントロールが自在にできる。
デメリット:
・ガスコンロなどの設備が必要。
・やけどの危険性がある。
・煙とチャフ(上の動画にある今度の周りの茶色のもの)が大量に出て、掃除が面倒。
デメリットが目立ちますが、何より火力のコントロールを自在にでき、豆の状態を肌で感じながら焙煎できるのが醍醐味です。
個人的には、電気式より美味しいコーヒーが焙煎できるので、結果こちらをよく使うようになりました。
ちなみに煙はある程度出るので、換気扇の下で焙煎することを強くお勧めします。
焙煎機の選び方
上に掲載した画像の焙煎機は、それぞれ自分の趣向に合わせてそろえたものです。
電気式、直火式とも、種類が豊富ですが、価格も性能もまちまちです。
また焙煎自体は、家にあるフライパンでもできますが、あまりお勧めしません。
- 焙煎にムラが出てしまう(コツがいる)
- 絶えず振り続けたり混ぜ続けないといけない(腕がだるくなる)
- 豆がはじけて危ない
- チャフも盛大に飛び散る
- 蓋をすると豆の状態が見えない
最初はある程度設定が簡単で、価格も手頃な(6万円程度)もので試して見ることをお勧めします。
慣れてきたら、自分のやりたいことができる機材をそろえていくのがよいですね。
家で焙煎する際にあると便利なもの
・豆を冷やすためのファン(コーヒークーラー)
焙煎後の豆はそのまま放っておくと、自分の熱でどんどん焙煎度合いが進みます。
よい頃合いで火から下ろした豆は、すぐに冷却する必要があります。
扇風機やうちわでもいいですが、冷却にムラが出るので、専用のクーラーがあると便利です。
ザルの中でスプーンなどでかき混ぜながら冷却するとよいです。
・カセットコンロ
直火式焙煎機はコンロの上に設置して使用しますが、コンロの形状によっては設置できないケースがあります。
カセットコンロですと、あまり特殊な形がないので設置しやすいです。
あと余談ですが、防災用具として常備しておくのもお勧めです。
・小型ミル
焙煎した豆の試飲用に、少しだけ粉に挽けるものがあると、気軽にテイスティングができますよ。
*焙煎したてを飲めるのは、自家焙煎した人の特権ですね(笑)
・掃除機
チャフの掃除は、大まかに掃除機で吸い取った方が、手入れが楽です。
ハンディタイプをそばに置いておくとよいですね。
焙煎のときに気に留めていること
焙煎は、気温や湿度、焙煎時間によって味・風味が変わります。
なので、自分は焙煎するときの環境やタイミングごとの焙煎時間を記録しています。
また焙煎後の豆の風味や、試飲した感想も記録しています。
あくまでざっくりとです(笑)どんなことでもいいので書いておくとよいですよ。
同じ豆でも、条件や焙煎時間によって風味が変わります。
次回再現性がとれるようにするためにお勧めします。
まとめ
焙煎に関心がある方は、是非何らかの機材を購入して始めて見てください。
最初は感覚が分からなくて、いまいちなコーヒー豆ができるかもしれません。
ただその過程で改善していくことで、美味しいコーヒーが自分で作れるという、最高の楽しみが待っています。
私もいろいろ試行錯誤して、いずれはいろんな人に美味しいと言われるコーヒーを焙煎したいです。
では今日はこの辺で!
<今日のにゃんこ>
仲良く遊んだ後は、仲良くおやすみ~
癒やされますね~